占星術では 長期的に影響を与える運や
その時々の星の配置によって与えられてくる
運などがあると 大分前に書きましたが
まだ来てもいない未来の運の流れが
あらかじめわかるというのも 不思議な
感じもするものですが
私自身の過去と時期の影響を照らし合わせても
確かに そうだなと思うこともあって
これからどんな時期が巡ってくるのか
わからないままに 進む怖さも感じてしまいます。
長期的な影響を与えてくる運というものは
その時期にすぐには実感できなくても
そこで始めたことが起点となって
何年・何十年とかけて その時期の影響が
強まっていくものになりますから
今 こんな状況になっているのを よくよく考えて
振り返ってみると あそこが始まりだった
というようなものになります。
私は 時期予測というものは 作物を育てるような
ことに似ているなと思っていて
例えば 出生図の持って生まれた運というのは
作物の種だとして
長期的な影響を与える運は その土地の状態で
運が良い時期というのは その土地が栄養たっぷりで
何を植えても すくすく育っていきやすいような
状態になっていて
それから その時々の星が与えてくる影響は
その時の天候のようなイメージで
どんなに栄養豊富な土地であっても
その時の天候がすごく日照り続きだったら
なかなか育てることは大変になると思うし
その時の天候が穏やかで雨もちょうどよい
具合に降ってくれている環境なら
植えた種はどんどん大きく成長して
いきやすいのだと思います。
そして もともと持っている種が強い種なら
より立派な作物に成長していけるだろうし
弱弱しい種なら そこまで立派には
成長できないかもしれないけど
それでも栄養たっぷりの土地に
恵まれた天候の中で せっせっとお世話を
繰り返していけば それなりの
作物を実らせることもできるのかもしれない
運の流れを知るというのは その種まきを
いつするのがベストであるかを知ることで
前もって ここが植え時というのが
わかっていれば そこまでにすこしでも丈夫な
種に育てることもできるのかもしれないし
大事な種を栄養のまるでない土地に植えてしまうことも
防ぐこともできるのかもしれません。
私は過去に自分の絶対スタートしてはいけない
時期に始めてしまったことがあって
そのことを 自分なりに一生懸命頑張ったけど
失敗ばかりで 年数がたつとともに悪い状況も
だんだん実感することが強くなっていって
それでもそのことをあきらめらめられなくて
続けていたのだけど 五年ほど続けたころ
占星術を学んで時期のことを知って
そのあきらめられないことを始めた時期を
確認した時に
絶対に始めてはいけない時期にスタートしていたことに
氣づいて愕然としました。
これはダメだな・・と そこでやっと
そのことをやめる ふんぎりがついたことが
ありました。
そして その時の悪い影響は今もまだ残っていて
悩みの種にもなっていて、こんなことになるなら
もっと早く時期のことを知っていれば良かったと
思ったりもします。
だから 私は鑑定の時にできるだけ時期は
丁寧に伝えたいと思ってみるようにしています。
もし自分の時期 氣になるなという時は
占星術の話に耳を傾けて頂ければと思います。
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